睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることが出来ない病気です。大きなイビキや起床時の頭痛、夜間の呼吸停止、日中に強い眠気がさすなどの症状があります。有病率は人口の1〜2%といわれ、放っておくと高血圧や心臓循環障害、脳循環障害などに陥るといわれています。また、日中の眠気のために仕事に支障きたしたり、居眠りによる事故の発症率を高めたりするなど、社会生活に重大な悪影響を引き起こします。
しかし、治療方法も確立されておりますので、適切に検査・治療を行えば決して恐ろしい病気ではありません。

「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」は、さまざまな生活習慣病を合併するといわれ「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」でない患者さんに比べて次のような危険性が報告されています。

睡眠時無呼吸症候群の合併症 特に習慣性の強いイビキのある場合 交通事故の発症率
●高血圧症が2倍
●冠動脈疾患が3倍
●脳血管障害が4倍
の発症危険率があるといわれています。
●心筋梗塞の発症が4倍 ●一般ドライバーの7倍の発症率があると
いわれています。

「携帯型睡眠ポリグラフ」という検査を行います。
手のひらサイズの携帯用検査装置を用いて、
患者さんの自宅で検査することが可能です。又この検査では「動脈血酸素飽和度」「いびき音」「鼻口呼吸」を計測します。
医療機関で1〜2泊程度の入院が必要な「終夜睡眠ポリグラフ」という検査とは異なり、自宅でリラックスした状態での検査が行なえます。



次の8つの状況での眠気を4段階で評価してみましょう。
合計が11点以上なら「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があります。

0点 決して眠くならない
1点 まれに眠くなる
2点 時々眠くなる
3点 眠くなることが多い

状況 点数
@座って読書をしているとき 0 1 2 3
Aテレビを見ているとき 0 1 2 3
B人がたくさんいる場所で、座って何もしないとき
(例えば会議や映画鑑賞中)
0 1 2 3
C車に乗せてもらっているとき(1時間くらい) 0 1 2 3
D午後横になって休息しているとき 0 1 2 3
E座って誰かと話をしているとき 0 1 2 3
F昼食後、静かに座っているとき 0 1 2 3
G運転中、渋滞や信号待ちでとまっているとき 0 1 2 3


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